橋本奈々未が芸能界を引退する、というニュースは昨年から世間を騒がせてきた。

乃木坂46としての彼女の活躍を知らない私までもがこのニュースに関心を抱いた理由は、やはりその引退理由であろう。

橋本が24歳の誕生日を迎えたきょう、さいたまスーパーアリーナで開催されるコンサートをもってグループを卒業、芸能界からも引退する。

橋本は5年半前、乃木坂46の結成とともにデビューして以来、グループのフロントメンバーとして活躍してきた。北海道旭川市から上京して美大に入学し、経済的に困っていたころ、乃木坂46の一期生の募集を知り、オーディションを受けたことは、ファンのあいだではよく知られる。

詳しい事情は知らないが、家が貧乏だからてっとり早くお金を稼ぐためにアイドルになった、ということだ。

弟の学費も出した、という彼女の引退は、まるで山口百恵のようだと言われるまでに。
これほど美しい引退はほかにないだろう。

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彼女はまだ若いから、ほかに夢や目標や、やりたいことがたくさんあるはずだ。
今までは家族のために一生懸命稼いできたと思うが、これからは自分のために好きな仕事で稼ぐことができるのだ。

彼女のアイドルとしての才能や美しさを理由に、今引退するのはもったいないと言う人もいる。

でも私は思うのだ。
彼女には自分のために生きる権利がある、と。
一度しかない人生、新たなスタートを切ることができるのだから、私たちは静かに応援するのが一番いいと思う。

「大丈夫じゃないことは人生になかなか起こらない」
乃木坂46の橋本奈々未が、グループのキャプテンである桜井玲香とのトークでそんなことを口にした(2月18日放送のNHK・BSプレミアム「乃木坂46SHOW」)。ちょうどここしばらく、仕事で綱渡りのスケジュールをこなしている私には、胸にしみる言葉だった。きっと彼女は、これまでにもグループのさまざまな局面で、そんなふうにメンバーを励ましてきたに違いない。

橋本奈々未は自身の誕生日である2月20日で芸能界を引退する。

ただ、元気で頑張ってほしいと思う。

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