そもそもジブリは基本的に宮崎駿が自分の為に作った会社みたいなものだろう。
それなのに宮崎駿は映画製作を辞めると言ったからスタジオジブリはもうぼろぼろだし、宮崎の実力や求心力はかなり強いから再開すると言えば再開すること自体は可能だろうが、正直その先が見えない。
引退しても、いずれ復活するかは人それぞれ。アニメ映画の宮崎駿監督(76)が、長編アニメ制作に復帰と報じられた。
情報の発信元はスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサー(68)だから疑いようはない。
もう宮崎駿は芸術家みたいなもので、その才能を誰かに引き継ぐとかそういうことは無理なのではないかと思う。
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実際宮崎駿が映画製作を辞めると言ってからのジブリからはいい噂は聞かなかったし、映画の方も可もなく不可もなくという感じではある。
あくまでも宮崎駿がすごいだけであって、ジブリは宮崎駿が映画を作る為の土台みたいなものでしかないように感じてしまう。
「芸能や芸術に携わる人間は一度燃え尽きてもまた復帰の時期が来ることもある。ただスタジオジブリは以前、制作部門を解体し、スタッフを路頭に迷わせた。
ディズニーのように、世代を超えて継承してくれたほうがうれしいんですけどね。長編を作るということは新たな制作体制を組むということですから、ぜひそれを次世代につないでほしいですね」と出版社書籍編集者は期待する。
かぐや姫の物語や思い出のマーニーも決してつまらなくはなかったし、個人的には面白かったとは思う。
けれど、宮崎駿レベルの衝撃があったかというとそれはない。
自分の好きなアニメを作っているという気持ちがどうにも欠けているように感じられる。
宮崎駿の復帰自体はいいニュースだが、そこで終わりだと思う。
宮崎駿にも、ジブリにも、後継者は見えない気がする。
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